Archive for 6月, 2010

日本代表を見に行ってきました

といっても、サッカーではなく、こっち。

TCC2010

「TCC広告賞展2010」を観に、汐留のアドミュージアム東京(ADMT)へ。

TCC広告賞とは、コピーライターによる団体TCCが、

コピーライターによって応募された、ここ1年の広告のなかから、

優れたものを選び出すという賞です。

ちなみに自分は会員ではありません。

まず入ると、早速グランプリから展示。

いきなり最高から見せるとは潔い。

ちなみにグランプリは、

コピー界の大御所、ナカハタさんのアデランスでした。

「だれでしょう?」っていうアレです。

で、そのあとに、グランプリ以外のTCC賞が展示されていて、

観たところ、今年は特に奇抜なものがなく、

「ベテランによる正攻法が評価されているんだなぁ」という印象。

「歌、踊りモノが多いなぁ。」とも。

あと、広告とともに、本人の手書きコンテが展示されていました。

生々しくてよし。

で、下の階に降り、常設展示を抜けると第2会場。

こっちは新人賞を中心とした展示です。

自分の目的はこっちです。

大手代理店では、新人さんたちにこの賞をとらせるべく、

先輩方がかなり厳しく指導をして、広告を作らせていると、

以前、ウワサに聞いたことがあります。

ある意味、「採れて当たり前」的に。

この賞を採ると、TCCの会員になれるので、そこが目的だと思います。

大手代理店のコピーライターにはTCC会員というのが、

コピーライターの免許証みたいなものなのでしょう。

一方、大手代理店以外にも、

小さな代理店や制作会社、さらに自分みたいなフリーランスのコピーライターも

大勢存在しています。

そいういう人たちも、この新人賞に応募してきます。

ちなみに「新人」といっても、年齢制限はありません。

ということは、新人賞は、

「有名な大学出て大手代理店に入って、先輩にバックアップを受けて、

有名なライターとのコネクションもあったりする環境で、

賞に応募することを前提としてコピー書いたりするエリート」たちと、

「高校や専門しか出てないけど、現場で営業もやって汗かきつつ、

クライアントとカスタマーのために、必死にコピー書いてるみたいな労働者」が、

アタマ振り絞って戦う場なのだという背景を勝手に想像して、

コーフンできる素敵なステージなのです。

「偏見」ではなく、あくまでも「勝手な想像」です。

ちなみに最高新人賞は、業界最大手の広告代理店の方でした。

個人的に「いいなぁ」と思ったのは、

「好きな話をしているだけで、商談。」 レッドバロンの新卒採用ポスター

「人は、人がつくったものに弱い。」 東急ハンズのバレンタイン

でした。

前者は、人の意識を惹く引っ掛かりのある言葉を使っていない点や、

真っ向勝負なスタイルが普遍的で気に入りました。

後者は、各売り場の案内にもなるテーマを絞ったコピーが組み合わさっていて、

広告全体が考えて組み立てられている贅沢な作りが好印象でした。

ちなみに、受賞者一覧見ると、ほぼ大手のひとたちで埋まっています。

TCCpad

オマケ的に、こんなのも売ってました。

TCCオリジナルコピー用紙。

コピーとる用じゃなくて、

コピー書く用。

500円。

ちょっと、高いような。

そういえば、ウチにもあったな。

TCCpad30th

TCC、30周年記念モデルでした。

柴田塾で優秀コピー賞として、

柴田常文塾長から

いただいたもの。

プライスレスです。



アタマに入れるもの、アタマから出るもの

ここ2週間くらい、アタマが常に空腹の雑食系男子だったので、

ブレーキを掛けず、いろんな情報をインプットしてました。

本読むにしても3日で5冊とか読んじゃって、ドラッカーのマネジメントに関する本やら、

糸山秋子やら、歌野晶午やら、子供向けの世界諸国の辞典やら、複式簿記の本やら、

いまさら流星の絆やら。

本以外でも、

今までちゃんと歌詞を気にしたことのなかった森山直太郎の歌詞を

ちゃんと聴いてみたり(いい歌詞書くなぁと)、

トーレヨハンソンが気になるのでカーディガンズ初体験してみたり(「音」そのものがオリジナリティ)、

梅割り→キンミヤ焼酎→京成立石 なんてのを掘り下げて調べてみたり、

子供の自転車の補助輪はずすためのテクニックDVD観たり、もちろんサッカーの試合TVで観たり。

ほかにもいっぱいあるんだろうけど、いいや。

で、どうなったかというと、

われながらファインプレイなコピーとか、販促アイデアとか、マーケティングプランとか、

どんどん沸いてくる。

いや、「沸いてくる」というよりは、アイデアの原石みたいなのがすぐに出て、

それが、ものすごい勢いで「磨かれると」いう感覚。

1秒で1200回転くらい。

よく、知的労働において「アウトプットの量はインプットの量に比例する」とか言われますが、

量だけじゃなくて、質についても何かあるなと、感じてます。

競走馬の血統のように、近いところにある良質な情報同士を(近親的な遺伝情報を)

掛け合わせることで高い効果が望める一方、

大きくかけ離れた良質の情報同士を掛け合わせて、想像を超える効果が生まれるなんてことも

アタマの中ではあるんじゃないかと、

アタマおかしくなりそうになりながら考えたので、アタマおかしくなる前に書き残しておきました。



サッカーワールドカップの密かな楽しみ方

サッカーワールドカップ2010、南アフリカ大会がスタート。

熱狂的なファンではなく、日韓開催をきっかけに見るようになったクチですが、

選手のプレー以上に毎回注目しているものがあります。

それは、ユニフォーム。

4年に1度、世界の注目を集めるこの機会は、

スポーツアパレルメーカー各社が機能とデザインを競う

世界規模での一大コンペティションでもあるのです。

たぶん。

どの国が、どのブランドの、どんなユニフォームを採用し、披露するか。

個人的に非常に興味があり、密かな楽しみなのです。

今開催は始まったばかりですが、今のところ、グッときたのは、

フランス。

おそらくセカンドだと思いますが、

白ベースで赤、青のピンストライプが上品かつスポーティ。

さらに襟のフチを金色で飾り、デザインを引き締めています。

ちなみに、adidasのモデル。

写真を載せようかと思ったのですが、著作権的にマズそうなので、

興味のある人は検索して見つけてください。

参考:W 杯のロゴや写真って自由に使える?

過去の自分的ベストは、2002日韓開催時のイングランド。

これも白ベースで、左寄りに赤いラインが縦にピシッと入ったUmbloのモデル。

シンメトリーなデザインが多いなかで、

少ない要素をアシンメトリーに配した簡潔なデザインが秀逸。

個人の好みもあるでしょうが、ゴチャゴチャしたのが嫌い、

というか、デザインを突き進めるとシンプルなものになると考えているので、

白ベースが気になるのかも。

個人的なブランド別デザイン好き度は、

メジャーどころだと、Puma<NIKE<adidas。

そういえば、前回に比べて、Lottoが見られない気が。

4年に1度のユニフォームワールドカップ、じっくり楽しみます。



費用対効果

池袋駅で山手線を降りると、
ホーム前方に、ちょっと気合の入った自販機ブースが。

Dcf_0118

「富士山のバナジウム天然水」という商品のプロモーション用らしい。

気になったので中に入ってみると、
正面にPVを流すモニター画面があり、
左右向かい合うように自販機と小さなモニター画面。

Dcf_0119

確かに目立つには目立つのだが、
池袋駅の、
内回りしか止まらないホームの、
さらに新宿寄り ということを考えると、いった い何人の目に留まるのか。

費用対効果的にどうなのか。

同じことやるにしても、せめて別の場所とか、ホーム中央とかで。

ショバ代がかかるかどうかは置いておいても、
ブースの施工費、PV制作費(流用かも)、POP制作費、
などなど、結構かかっている のでは。

同じ金額使うなら、
同じ山手線でも、
社内のメディア(液晶画面のが高ければ、中吊りでも)プラス
駅前サンプリングとかを短 期集中でやったほうが効果ありそう。

まぁ、いろいろ外部のものには分からない事情があってのことと思いますが。



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