といっても、サッカーではなく、こっち。
「TCC広告賞展2010」を観に、汐留のアドミュージアム東京(ADMT)へ。
TCC広告賞とは、コピーライターによる団体TCCが、
コピーライターによって応募された、ここ1年の広告のなかから、
優れたものを選び出すという賞です。
ちなみに自分は会員ではありません。
まず入ると、早速グランプリから展示。
いきなり最高から見せるとは潔い。
ちなみにグランプリは、
コピー界の大御所、ナカハタさんのアデランスでした。
「だれでしょう?」っていうアレです。
で、そのあとに、グランプリ以外のTCC賞が展示されていて、
観たところ、今年は特に奇抜なものがなく、
「ベテランによる正攻法が評価されているんだなぁ」という印象。
「歌、踊りモノが多いなぁ。」とも。
あと、広告とともに、本人の手書きコンテが展示されていました。
生々しくてよし。
で、下の階に降り、常設展示を抜けると第2会場。
こっちは新人賞を中心とした展示です。
自分の目的はこっちです。
大手代理店では、新人さんたちにこの賞をとらせるべく、
先輩方がかなり厳しく指導をして、広告を作らせていると、
以前、ウワサに聞いたことがあります。
ある意味、「採れて当たり前」的に。
この賞を採ると、TCCの会員になれるので、そこが目的だと思います。
大手代理店のコピーライターにはTCC会員というのが、
コピーライターの免許証みたいなものなのでしょう。
一方、大手代理店以外にも、
小さな代理店や制作会社、さらに自分みたいなフリーランスのコピーライターも
大勢存在しています。
そいういう人たちも、この新人賞に応募してきます。
ちなみに「新人」といっても、年齢制限はありません。
ということは、新人賞は、
「有名な大学出て大手代理店に入って、先輩にバックアップを受けて、
有名なライターとのコネクションもあったりする環境で、
賞に応募することを前提としてコピー書いたりするエリート」たちと、
「高校や専門しか出てないけど、現場で営業もやって汗かきつつ、
クライアントとカスタマーのために、必死にコピー書いてるみたいな労働者」が、
アタマ振り絞って戦う場なのだという背景を勝手に想像して、
コーフンできる素敵なステージなのです。
「偏見」ではなく、あくまでも「勝手な想像」です。
ちなみに最高新人賞は、業界最大手の広告代理店の方でした。
個人的に「いいなぁ」と思ったのは、
「好きな話をしているだけで、商談。」 レッドバロンの新卒採用ポスター
と
「人は、人がつくったものに弱い。」 東急ハンズのバレンタイン
でした。
前者は、人の意識を惹く引っ掛かりのある言葉を使っていない点や、
真っ向勝負なスタイルが普遍的で気に入りました。
後者は、各売り場の案内にもなるテーマを絞ったコピーが組み合わさっていて、
広告全体が考えて組み立てられている贅沢な作りが好印象でした。
ちなみに、受賞者一覧見ると、ほぼ大手のひとたちで埋まっています。
オマケ的に、こんなのも売ってました。
TCCオリジナルコピー用紙。
コピーとる用じゃなくて、
コピー書く用。
500円。
ちょっと、高いような。
そういえば、ウチにもあったな。
TCC、30周年記念モデルでした。
柴田塾で優秀コピー賞として、
柴田常文塾長から
いただいたもの。
プライスレスです。






