webサイトのデザインは54%が発注者の「好みで決定」というアンケート結果を見て、

サイトに限らず、およそほとんどのクリエイティブは

同じような問題をはらんでいるんだろうなぁと、元発注者として感じました。

もちろん、自分はそうならないよう努めてきました。

例えば、広告。

そもそも、自分で制作できるのなら自分で作ればいいわけで、

それができないから、外部の優れた人たちに頼むことになっているはずです。

なにも、広告は最初から広告制作のプロに頼まなくてはいけない決まりはないのですが、

これまでの経験上、どうも、そこを気にせず、

決まりごとのように発注している担当者が一般的な気がしてならないです。

なので、「何かカッコいいもの」とか言ってしまう。

「カッコよさ」なんて主観だから、普通に考えて判断基準になりえないのに。

だから、まず、発注者は自分で作る立場になってみないといけません。

そうでないと、何をお願いしたらいいのか分かるわけがないからです。

逆に言えば、上に書いたようなことを理解、実践している担当者なら、

仕上がった制作物についての判断基準を発注時に示すことができ、

修正指示などがある場合でも、具体的に的確な指示が出せるはずです。

その結果、制作者も、発注者も効率的な仕事ができ、

次回、同じような寄り道をせずに済むという、好循環が生まれます。

まとめると、

「しっかりと発注できていれば、判断基準も明快で、好みを主張できる余地もない。

曖昧な発注は、受注者だけでなく発注者も困ることになる。」

ということですが、「言うは易く、行うは難し」なんだろうな。


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