マーケティング

士業と自己ブランディング

先日、ある会計士の方からご相談を受けました。

具体的に「何を」というまではいかないのですが、

今後活動していくための指針相談的な内容です。

調べてみたところ、公認会計士の人数は

10年前に比べて約2倍、20年前に比べると約3倍に増えています。

弁護士、建築士などいわゆる「士業」は程度の差こそあれ、同じような状況かと察します。

(ちょっと前に、建築士の方からも同様な相談がありました。)

市場も同様な伸びを示しているとは、常識的に考えられないので、

競争激化が進んでいる様相でしょう。

一方、渦中にある士業の方々。

製造業やサービス業ほど「競争」に馴染んではいないので

「どう動いていいか分からない」方々が多いのではないでしょうか。

士業は「○○士」である個人がまさに商品であるといえます。

なので、自分を商品と見立てたマーケティングを行うことをお勧めします。

「どの企業に向けても」「何でもできる」的なアピールではなく、

STPやSWOTを考え、どのような人たちに向けた、何が特色の○○士なのかを

明確にすべきです。

まずは、自己キャリアの棚卸し。

公私混同で構いません。

多くの材料を広げて、客観的にに分析すれば、少なからず得意分野や

独自性の高いスキルなどが見つかり、付加価値を高めることができるはずです。

「中規模運輸業に強い会計士」とか、「ペット共存住宅に強い建築士」とか。

方向性が決まれば、それに基づいてプロポジションも決まり、

コミュニケーションの一貫性をもってブランディングが進みます。

現在、士業の方々にとって、自己ブランディングという意識が重要になっていると考えます。

【朝九広告工房】ではその重要性に気付かれたお客様へご協力させて頂いている状況です。



ディスプレイに関する覚え書き

展示関係の仕事を請け、ディスプレイの基本を再確認。

7~8年前、定休日の実店舗を借り、営業担当者を集め、

講師を招いて「ディスプレイ研修会」なども開いたりしたが、

かなり忘れてるみたい。

・買ってもらいたい商品よりも価値の高いものと一緒に展示する。

使用シーンなどの共通項に注意して。

・三角構成が一番の基本。三角構成同士の組み合わせも可。

高さは底辺の7割、頂点は中心から少しズラすと良い。

・リピート構成。繰り返しによるリズム感。同じフォルムで色違いなどに効果的。

・対象構成。重厚、落ち着きを演出。

・非対称構成。あえてハメをはずすときに。挑戦的、躍動感。

・集中構成。注目を集めるので、商品自体のクオリティ、質感を伝えたい場合に良い。

・拡散構成。枠外発想で。

・高さ85cm~170cmが有効範囲。なかでも、85cm~125cmがゴールデンライン。

・前面は低く、背面に行くにつれて高く。

以上、ディスプレイに関して本やwebで集めた情報。



男女間におけるAVとウィンドウショッピングの目的論

通っているジムには、ジャグジーの設備が充実していて、

自分も月に一度くらい、マシンのトレーニングが続いたときに

気分転換の水泳がてら、気持ちよく使わせてもらってます。

先日、そのジャグジーを利用したときのこと、

寝そべって浸かるタイプの設備が3つ並んでいて、

二人のご夫人が両サイドを使用、

空いた真ん中越しにお話をされてました。

自分が来たのを見て、

ご婦人の一人が空いた真ん中へ移動しながらこう言いました。

「私たちおしゃべりしたいから、こっちどうぞ。」

気分を害したとかはまったくないのですが、変な違和感を覚えながら

譲ってもらった端のひとつに浸かりました。

その違和感について、いろいろ考えて思い当たったのは、

「自分は人に何かを伝える目的のもと、手段としておしゃべりするけど、

おしゃべりすること自体を目的にして行動することはない」ということ。

おそらく、狩猟に出る男、コミュニティを守る女という、

プリミティブな性別の役割に基はあるのではないかと推測され、

そうなると、「特定のある目的のためにAVを見る」という行為は、

あまりにも男性的といえます。

一方、「ただ誰かとしゃべりたくて、電話する」とか、

「何を買うかなんて考えてなくて、ウィンドウショッピングする」とかは女性的。

いずれにせよ、自分にはなかった考え方に気づくことができ、

ほんの些細なことから、ほんの少し視野が広がったのかなぁと感じました。

ターゲット別のコミュニケーションという点で、何かヒントになれば。



ネーミングは誰のために

今朝のニュースで、シャープから新しいタッチパネル端末と

それを用いた電子書籍事業を開始するとの発表を知った。

気になったのはそのサービスブランド名、「ガラパゴス」。

世界標準を意識せず、独自の発展を遂げている

日本のモバイル通信業界について、自嘲気味に使うことの多いこの言葉。

一般的に、商品、サービスのネーミングについては、

その特徴や内容、使用シーンを端的に表す言葉が良しとされることが多いが、

写ルンです、通勤快足など)

今回の「ガラパゴス」は、いい意味でちょっと斜に構えているように見える。

違いは、そのターゲット。

一般的にはユーザに向けられるものを、あえて、自分たちに向けている。

ネーミングによって意思を確固にし、鼓舞するかのように。

「俺たちはシャープは、さらに言えば日本は、これで勝負するのだ」と。

時と場合によっては、こういう離れワザも効くという稀な例。

採用を決定した人の度胸と慧眼、すばらしいと思います。



費用対効果

池袋駅で山手線を降りると、
ホーム前方に、ちょっと気合の入った自販機ブースが。

Dcf_0118

「富士山のバナジウム天然水」という商品のプロモーション用らしい。

気になったので中に入ってみると、
正面にPVを流すモニター画面があり、
左右向かい合うように自販機と小さなモニター画面。

Dcf_0119

確かに目立つには目立つのだが、
池袋駅の、
内回りしか止まらないホームの、
さらに新宿寄り ということを考えると、いった い何人の目に留まるのか。

費用対効果的にどうなのか。

同じことやるにしても、せめて別の場所とか、ホーム中央とかで。

ショバ代がかかるかどうかは置いておいても、
ブースの施工費、PV制作費(流用かも)、POP制作費、
などなど、結構かかっている のでは。

同じ金額使うなら、
同じ山手線でも、
社内のメディア(液晶画面のが高ければ、中吊りでも)プラス
駅前サンプリングとかを短 期集中でやったほうが効果ありそう。

まぁ、いろいろ外部のものには分からない事情があってのことと思いますが。



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