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文字情報の重み 「絶望ノート」より

つい一気読みした「絶望ノート」(歌野晶午)のなかに、

「なるほどなぁ」な部分があったので、抜粋。

絶望ノート

著者/訳者:歌野 晶午

出版社:幻冬舎( 2009-05 )

定価:¥ 1,680

Amazon価格:¥ 1,680

単行本 ( 382 ページ )

ISBN-10 : 4344016734

ISBN-13 : 9784344016736


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文字による情報は、音声として発せられた言葉より

はるかに厳かで、心がこもり、嘘偽りなどないような

印象を与える。だから人はこの時代になっても、

紙とペンという古めかしい形で遺書を記すのだろう。

ビデオカメラに向かって別れの言葉を遺すのは、

どこか薄っぺらい。

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たしかに、同じ要件でも電話と手紙では重みが違うし、

歌っている歌詞を聴くのと歌詞カードを読むのでは、

伝わってくるメッセージの強さが違ったりもする。

さらにいえば、その文字が活字なのか、手書きなのかでも

重みが変わってくるだろう。「肉筆」という言葉どおりに。

「言葉」や「文字」を介した表現を生業としている以上、

じっくりと考えてみたいテーマのひとつだと思った。



第6回ピンクリボンデザイン大賞【結果】

初めて本腰を据えて応募した、

今年で6回目となる「ピンクリボンデザイン大賞」の結果が発表になりました。

残念ながら、入選ならず!でしたので、

自戒を込めて応募作のいくつかを晒します。

■ポスター部門

大きくなるとてごわいぞ。 サイズを知るよりも、重要。

グラフィックデザイナーではないので、デザインスキルがイマイチなのは自覚。

左側のは、コピー単体ではまず成り立たないので、ポスター部門ならではということを

意識して応募しました。

■東京都コピー部門

応募規定に「乳がんでの死亡率が全国で最も高く、検診受診率が低いという

東京都の実情を踏まえ、マンモグラフィ検診による早期発見の大切さを啓発

する作品を募集します」とあったので、「東京都」を意識したものも出しました。

・ガン検診なんて、もっと歳をとってからだと思ってた。


・ドキドキさせるか、ホッとなでおろすか。


・残念ながら、人類は皆、平等です。

主婦でも、OLでも、国会議員でも、医者でも、立場や身分にかかわらず、乳がんを患う
可能性は、あります。「働いているから」、「育児で手が離せないから」、事情はそれぞれ
あると思いますが、ぜひ半日、時間を作って検診を受けてください。早期検診で早期発見、
そして早期治療。治るチャンスも皆、平等ですから。


・「男はズルい。」と言ったところで、何も解決しません。


・東京のオンナは積極性が足りない。

東京都の乳がん死亡率は全国ワースト1。これは、検診受診率の低さが大きな要因と考えられます。
乳がんは、早く見つかれば治癒率の高いがんです。早期発見で早期治療。積極的に検診を受けましょう。

並べてみると、ネガティブな雰囲気なのばかりで反省。

ガン、病気、検診...なのだから、もっと明るくいかなきゃです。

次回の糧にします。

受賞結果作を見ると、「地味で落ち着いたものが選ばれているなぁ」という印象。

どんな審査基準なのか気にはなりますが、

次回応募するときは、「誰が見てもコレ!」というものをぶつけたいと思います。



一度にたくさんのことをキチンと伝える方法例

twitterでフォローしている人がRTしていたblogのエントリ、

「60人の成功者から学ぶネットで影響力を強める60の方法」を読んで、

「なるほどなぁ」と非常に参考になりました。

で、感心する一方、

「まず疑ってかかる性格の自分が、

どうしてここまでポジティブに受け容れられるのか」と、

内容以上にこの手法について、気になりました。

ここで語られている60の方法が、

仮にひとりの人から発せられているとしたら、

胡散臭さにあふれてしまい、

なかにとてもいいことが語られていたとしても、

フィルターがかかって、伝わってこないのではないか。

反対に、今回のように、

60人の人がひとつずつ発することにより、

何のフィルターもかからずに、すべてキチンと届く。

言い換えれば、

ひとつの広告(コピー)で60のメッセージを伝えようとするのは

ほぼ不可能で、

60のメッセージを伝えるならば、60の広告(コピー)が必要となる。

まさにここでも「ワンコピー、ワンメッセージ」の法則。

ただ、

頑なに「ワンコピー、ワンメッセージ」を守らなくてもよくて、

その60の広告はそれぞれ独立している必要はなく、

60の広告をひとつにまとめた総集編が1編あれば、

機能はある程度、果たせるのではないかと。

健康食品の「利用者の声」とか、

映画の試写観た人の感想CMみたいに、

ワンコピーでも、60フェイス、60メッセージであれば。

「ワンフェイス、ワンメッセージ」。



土用の丑の日は平賀源内にうなぎボーン

本日は、土用の丑の日ということで、

おそらく、一年で最もうなぎの消費量が多い一日。

もっとも、この200年近く続いている

お化け企画「土用の丑の日にうなぎ」。

発案者は、かの平賀源内だというのは、

よく知られた話で、

彼が、日本初のコピーライターであるとも言われており、

当時でいうCMソングの作詞作曲なども手がけたとのこと。

さっぱりした食べ物が好まれる夏に、

「暑いからこそ栄養が必要」というアプローチで、

あえて、こってりしたうなぎを勧める。

きっかけとして「土用の丑の日」というネタを持ってきて、

結びつけるという技。

うなぎ屋としては、商売が見込めない夏の真っ只中を、

言葉ひとつで、最も売れる一日に変えてしまったというマジック。

負のチカラを逆手にとって、強力な正のチカラに変えるという、

合気道的な言葉ワザ。

それが約200年も続いているなんて。

カッコよすぎます。

憧れます。

これぞ、広告制作の醍醐味です。

広告やコピーで、世の中は変えられるのです。

うなぎボーン

自分も「うなぎボーン」食べて、

200年続く骨太な企画、コピーを生めるよう、がんばります。

浜松で売っているおつまみ的スナック「うなぎボーン」。

名前のとおり、うなぎの骨。

廃品利用といえばそれまでですが、あとひく旨さ。

(ちょっと、もたれるけど)

たまに乗る「こだま」が浜松で通過待ちしているときに、

毎度、降りて買おうかどうしようか悩みます。

(結局、降りて買う度胸なし。)



日本代表を見に行ってきました

といっても、サッカーではなく、こっち。

TCC2010

「TCC広告賞展2010」を観に、汐留のアドミュージアム東京(ADMT)へ。

TCC広告賞とは、コピーライターによる団体TCCが、

コピーライターによって応募された、ここ1年の広告のなかから、

優れたものを選び出すという賞です。

ちなみに自分は会員ではありません。

まず入ると、早速グランプリから展示。

いきなり最高から見せるとは潔い。

ちなみにグランプリは、

コピー界の大御所、ナカハタさんのアデランスでした。

「だれでしょう?」っていうアレです。

で、そのあとに、グランプリ以外のTCC賞が展示されていて、

観たところ、今年は特に奇抜なものがなく、

「ベテランによる正攻法が評価されているんだなぁ」という印象。

「歌、踊りモノが多いなぁ。」とも。

あと、広告とともに、本人の手書きコンテが展示されていました。

生々しくてよし。

で、下の階に降り、常設展示を抜けると第2会場。

こっちは新人賞を中心とした展示です。

自分の目的はこっちです。

大手代理店では、新人さんたちにこの賞をとらせるべく、

先輩方がかなり厳しく指導をして、広告を作らせていると、

以前、ウワサに聞いたことがあります。

ある意味、「採れて当たり前」的に。

この賞を採ると、TCCの会員になれるので、そこが目的だと思います。

大手代理店のコピーライターにはTCC会員というのが、

コピーライターの免許証みたいなものなのでしょう。

一方、大手代理店以外にも、

小さな代理店や制作会社、さらに自分みたいなフリーランスのコピーライターも

大勢存在しています。

そいういう人たちも、この新人賞に応募してきます。

ちなみに「新人」といっても、年齢制限はありません。

ということは、新人賞は、

「有名な大学出て大手代理店に入って、先輩にバックアップを受けて、

有名なライターとのコネクションもあったりする環境で、

賞に応募することを前提としてコピー書いたりするエリート」たちと、

「高校や専門しか出てないけど、現場で営業もやって汗かきつつ、

クライアントとカスタマーのために、必死にコピー書いてるみたいな労働者」が、

アタマ振り絞って戦う場なのだという背景を勝手に想像して、

コーフンできる素敵なステージなのです。

「偏見」ではなく、あくまでも「勝手な想像」です。

ちなみに最高新人賞は、業界最大手の広告代理店の方でした。

個人的に「いいなぁ」と思ったのは、

「好きな話をしているだけで、商談。」 レッドバロンの新卒採用ポスター

「人は、人がつくったものに弱い。」 東急ハンズのバレンタイン

でした。

前者は、人の意識を惹く引っ掛かりのある言葉を使っていない点や、

真っ向勝負なスタイルが普遍的で気に入りました。

後者は、各売り場の案内にもなるテーマを絞ったコピーが組み合わさっていて、

広告全体が考えて組み立てられている贅沢な作りが好印象でした。

ちなみに、受賞者一覧見ると、ほぼ大手のひとたちで埋まっています。

TCCpad

オマケ的に、こんなのも売ってました。

TCCオリジナルコピー用紙。

コピーとる用じゃなくて、

コピー書く用。

500円。

ちょっと、高いような。

そういえば、ウチにもあったな。

TCCpad30th

TCC、30周年記念モデルでした。

柴田塾で優秀コピー賞として、

柴田常文塾長から

いただいたもの。

プライスレスです。



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